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実は凄い!もやしのダイエット効果!

家計に優しい野菜として我々を救ってくれる『もやし』

 

その価格は、スーパーでは一袋20円~40円ほどで販売されており、まるで農家泣かせとも言えるほど低価格です!

 

そんなに安いと『もやし』には大して栄養価ってないんでしょ?

って思われるかもしれませんが、そんなことはありませんよ!

 

もやしには栄養価がしっかりありますし、ダイエット効果を促す成分も含まれているのです!

 

ただ、含まれてはいるのですが、緑黄色野菜などに比べれば特筆するほど凄いというわけではありません・・・

しかし、もやしという野菜の特徴をしっかり理解して頂ければ、もやしのなにがダイエット食材として優れているのかが分かると思います!

 

ダイエット効果のある食材は、単純に栄養価や含まれている成分だけで判断してはいけない要素があるのです!

 

今回は、そんな『もやしのダイエット効果』について解説していきます。

 

もやしはなぜダイエット食材として優れているのか?

 

 

もやしには緑黄色野菜のように豊富な栄養価がないのに、ダイエットに優れた食材であるとお伝えしましたが、それは一体なぜなのでしょうか?

 

もちろん、もやしに全く栄養価がないのではなく、単純に100g単位に含まれている量が少ないだけです。

だから、それなりに量を食べることが出来るのであれば、もやしでも十分に栄養価を摂取することが可能になるわけです。

 

もやしはダイエット食材に必要不可欠な要素を多く満たしている

 

私が思うには、ダイエット食材には以下の4つ条件が必要であると考えています。

 

ポイント

  1. 美味しく食べれる
  2. 通年を通して安定供給されている
  3. 安価で手に入りやすい
  4. 栄養価の高い食材

 

なぜ、このような条件をあげたのかというと、ダイエットは継続しなければ意味がありませんよね?

今と違う自分になりたいのに、三日坊主で終わってしまったらその時点で終了です・・・

 

食事に関しても全く同じことが言えて、美味しく食べれなければ続けにくいですよね?

そして旬の野菜のように、季節限定の食品ではその時季でしか食べれないので、これもオススメできません。

栄養価は非常に高いのだけど、値段が高かったり、通年を通して値段が安定しない食品の場合、経済的な理由で入手困難になってしまいます。

 

しかし、もやしの場合は高い栄養価ではありませんが、それ以外の条件を満たしている食材なのです。

炒め物や汁物など料理のバリエーションが高く美味しく食べれますし、もやしは天候に左右されない環境で栽培されているので、季節を問わず、さらに価格も安定しています。

 

安定供給されていて、さらに美味しく頂けるもやしはダイエット食材として最強なんです。

でも、いくら安くて安定供給されているもやしと言えど、ダイエット効果を促す栄養がなければ意味がありませんよね?

 

これから、もやしのダイエット効果を促す栄養及び成分についてご紹介していきます!

 

もやしのダイエット効果を促す成分

 

では、もやしのダイエット効果を促す栄養と成分についてご紹介していきます。

もやしには以下のダイエット効果が期待できる成分を含んでおります。

 

ポイント

  • 代謝に関係するビタミンB群
  • 整腸作用、満腹感、血糖値の上昇を抑える食物繊維

 

ビタミンB群の代謝促進作用

 

もやしには以下のビタミンB群が含まれています。

せっかくなので、緑黄色野菜のにんじんと比較してみましょう!

 

もやし(緑豆)100g中の栄養価

ビタミンB1:0.04mg

ビタミンB2:0.05mg

ナイアシン:0.30mg

ビタミンB6:0.05mg

人参100g中の栄養価

ビタミンB1:0.07mg

ビタミンB2:0.06mg

ナイアシン:0.80mg

ビタミンB6:0.10mg

 

以上、もやしと人参のビタミンB群を比較してみました。

 

さて、ご覧の通り、もやしよりも人参の方が栄養価に優れていることが分かるかと思います。

もやしの約1.5倍~2倍くらいの栄養価といった感じです。

 

しかし、先ほども申し上げたように、食べやすさの観点から言うともやしの方が手軽に料理ができて簡単ですよね?

しかも、人参の場合は皮も含んだ栄養価ですので、これをピーラーで剥いたりすればさらに栄養価が落ちます。

 

その点、もやしは全て余すことなく利用でき、料理にかかる時間も一瞬で済みます!

もやしは湯通しするだけで簡単に食べれますし、かさも減るので量を食べることが可能になりますが、人参ではそう簡単にはいきませんよね?

 

もやし1袋には約200~250gが含まれており、対して人参は一本150g~200g程度になります。

以上のことを考慮すると、もやし1袋を食べることで人参1本分に相当するビタミンB群を摂取することが可能とも言えるでしょう!

 

さて、肝心なビタミンB群の効果についてですが、これらは糖質、脂質、たんぱく質の代謝に関係しており、これらが不足すると代謝がスムーズにいかなくなり、太りやすくなってしまいます。

 

そのため、ビタミンB群はダイエットにとって不可欠な栄養であり、もやしにはそれらの栄養素が含まれております。

 

整腸作用、満腹感、血糖値の上昇を抑える食物繊維

 

さて、次はもやしの食物繊維についてみていきましょう!

同じく人参と対比してみます。

 

もやし(緑豆)100g中の栄養価

カロリー:14kcal

物繊繊維:1.3mg

人参100g中の栄養価

カロリー:39kcal

食物繊維:2.8mg

 

さて、みて頂けると分かるように、人参の方が食物繊維が豊富であることが分かります。

しかし、先ほども申し上げたように、もやしは量を食べれるので、その差は大した問題ではありません。

嬉しいことに、もやしのカロリーは人参の約1/3と低カロリーですしね(^^♪

 

さて、この食物繊維の効果は非常に重要で、食物繊維は腸内の善玉菌のエサになることが分かっており、整腸作用を促す効果があります。

腸内環境が整うことで血液循環が良くなり、代謝も促進されていきます。

また、食物繊維は体内の水分で膨張し、それが胃腸で膨らむことで満腹感を得られ、さらに腸を刺激し排便を促します。

 

代謝を促進させるだけでなく、食べすぎ防止の効果もある食物繊維はダイエットに欠かせない成分なのですね!

さらに、血糖値の上昇を抑える効果も期待できるため、体重増加を防止することが可能になります。

 

もやしのダイエット効果を無駄にしない調理方法

 

ここまで、もやしのダイエット効果について解説してきました。

もやしは低栄養ではありながらも、それを補う量を食べることが用意な食材であり、しかもコスパも最強であることからダイエット食材に向いているとお伝えしてきました。

 

そんなもやしの栄養価を損なわない食べ方としておすすめしたいのが、湯通しです!

もちろん、炒め物に使っても良いのですが、出来る限り栄養価を損なわずに食べるためには加熱時間を短くすることが重要なため、さっとお湯をふりかけて食べるのが良いのではないかと思います。

 

ザルを用意して、その上に熱湯を注ぐことで、シャキシャキの触感が残りつつ美味しく頂ける状態に仕上がります。

その上にドレッシングをかけてサラダとして食べても良いですし、野菜炒めや汁物のトッピングなどに利用してもOKです!

 

まとめ

 

最後にもやしのダイエット効果についておさらいしていきます。

 

ポイント

  • もやしの栄養価は緑黄色野菜に負けてしまうけど、それを補う量を簡単に食べれるメリット
  • ダイエット食材に必要不可欠な要素を満たしている(コスト、安定供給、食べやすさ)
  • 栄養価は少ないけど、ダイエットに効果のあるビタミンB群、食物繊維が含まれている

 

やはりなんといってもコスパに優れた食材であることは本当に魅力的です。

誰にでも実践可能で、継続できる食材であるもやしは、ある意味ダイエット食材として最強なのかもしれません。

 

以上、もやしのダイエット効果についてご紹介致しました!

 

 

参考文献

本記事にて採用した食品の栄養価は以下の文献を参考に記載しております。

出典:七訂 食品成分表 2019  発行者:香川明夫  発行所:女子栄養大学出版部

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