必見!キャベツはなぜダイエットに効果があるのか？

皆さんにとってオールマイティーな野菜はなんですか？

私にとってはキャベツは最強の万能野菜だと思っております。

煮ても焼いても生で食べても美味しく食べれる野菜はキャベツ以外にあるでしょうか？

さて、そんなキャベツは世間でダイエット効果のある野菜だということはほとんどの方が認識していることだと思います。

しかし、ダイエット効果のある食材なんて、ぶっちゃけて言うとどの野菜や果物にも大なり小なり含まれているが正直な話です。

ネット上に公開されている記事では、微量に関連する栄養素が含まれているだけで『ダイエット効果あります!』的な感じで書かれているのが実情です。

この記事では、キャベツのダイエット効果を正しく認識して頂くための情報を公開しております。

出来る限り完結に分かりやすくお伝えしていきたいと思っておりますので、ほんの5分程度で良いので最後までお付き合い頂けたらと思います。

キャベツのダイエット効果をもたらす主な成分

これからご紹介するキャベツに含まれるダイエット効果をもたらす主な成分は以下の2つと思われます。

正直、細かいことをいうとたくさんあるのですが、それは他の野菜と比較して優れているとは言い難いものなので、今回は代表的な成分のみピックアップします。

食物繊維のダイエット効果

豊富に含まれているとは言い難いですが、キャベツには食物繊維がそれなりに含まれており【100g単位 1.8g】の量が含まれています。

たくさん含まれているわけではないのに、なぜキャベツの食物繊維を紹介するのですか？って思われた方もいるでしょうが、一概に食物繊維のが含有量だけで判断してはいけない要素があるのです。

なぜキャベツなの？については以下の項でご紹介していきますので、この項では食物繊維のダイエット効果にフォーカスをあてていきます。

食物繊維を食前に摂取すると太りにくくなる!

食物繊維を食前に摂取することで、血糖値を上げにくくする作用がり、糖質を含んだ炭水化物を食べたとしても糖の消化吸収がゆるやかになり、太りにくくなります。

『ん？血糖値を上げにくくするとなぜ太りにくくなるの？』

それについての詳しい詳細については、私の別ブログの記事に譲るとして、ザックリ言うと急激に血糖値が増えるとエネルギー代謝に必要のない糖が出てきてしまうため、人間の体は不必要な糖に関しては今後の蓄えとして脂肪に変えてしまう働きがあるからなんですね。

『食物繊維』にはなぜダイエット効果があるのか？

血糖値の上昇は肥満やメタボなどダイエットに関係するだけでなく、糖尿病のリスクやその他生活習慣病のリスクも高めてしまいますので、是非改善して頂きたい重要課題ですね!

ファイトケミカルが血液循環を改善し代謝をアップ

もしかしたらあまり聞き馴染みのない言葉かもしれませんが、植物には5大栄養素以外にファイトケミカルと呼ばれる機能性成分が含まれています。

『はて？ファイトケミカルとはなんぞや？』と思われた方もいらっしゃるかと思います。

ファイトケミカルとは、植物が厳しい自然界で生き抜くため、自分を守るために作り出した成分です。

動物のように危険が迫った時に、植物は自ら歩いて逃げることは出来ませんよね？

自分で移動することができない不動の植物ですので、動かずして外敵や自然の猛威から身を守らなければいけません。

例えば、植物の色や、香り、甘みと渋み、そして苦みもファイトケミカルの成分になります。

実は、ファイトケミカルの成分って、ビタミンやミネラルを凌ぐとも言われており、その効果は発がんを抑制したり免疫力の向上、高血圧、動脈効果、脳梗塞、心筋梗塞などの予防効果も期待されます。

野菜や果物によって効果効能は様々ですが、ファイトケミカルは非常に万能で体に与える影響が非常に大きな成分なのです。

『では、肝心なダイエットにも効果は期待できるのか？』気になるところだと思いますが、もちろん効果が期待できますし、キャベツにもダイエット効果をもたらすファイトケミカルが含まれています(^^♪

キャベツには、プチルイソチオシアネートとフェニルイソチオシアネートと呼ばれるファイトケミカルが含まれています。

この成分は血小板の凝集を抑制し、血液サラサラ効果をもたらすため、血液循環をよくして代謝を活性化させることが期待できるのです。

血液循環の良さは、人間の健康パラメーターの全てとも言ってよいほど重要で、血液がドロドロしている方は様々な疾病があるだけでなくダイエットを阻害する要因でもあります。

キャベツに含まれるファイトケミカルは血液循環の改善する働きがありますので、食物繊維と一緒にダイエット効果を促進させていくことが可能になるのですね(^^♪

キャベツダイエットを行うメリットとは？

さて、ぶっちゃけて言うと、キャベツと似たような効果をもたらす野菜は他にもありますし、キャベツ以上に効果をもたらす野菜や果物はたくさんあります!

そんな競争の激しいダイエット食材が混戦する中、なぜキャベツが良いのか？

キャベツダイエットの大きなメリットを以下のようにまとめました!

コストパフォーマンスが高い

やはりなんと言ってもキャベツはコストパフォーマンスに優れた野菜です!

コスパを栄養価の高いホウレンソウとキャベツで比較してみますね。

私の住んでいる地域では、キャベツ1玉が通年で150円～200円程度で販売されています。

それと同等の価格、もしくはやや高い金額でホウレンソウも販売されていますが、肝心なのは150円～200円でどの程度の量を買えるのかということです!

それを以下にザックリ質量でまとめてみました。

いかがでしょうか？

同じ金額を払うにしても、キャベツはホウレンソウの約5倍の量を購入することが可能になるのです。

もちろんホウレンソウの栄養価を甘くみることは出来ませんが、コスト面でみると圧倒的にキャベツが優れているということが分かります。

食べやすいため、量をたくさん食べれる

次のメリットは、キャベツは本当に食べやすい野菜だからです!

しかも前述したようにコスパにも優れていますし、たくさん食べて副作用のある野菜でもないので、とにかく量を食べるたくさん食べることが可能になります!

ダイエットは習慣が大切になるので、継続してたくさん食べれる野菜はキャベツの大きなメリットと言えるでしょう(^^♪

冒頭でキャベツの食物繊維の含有量はそんなに大してことがないとお伝えしましたが、以上のようにコスパがよく、食べやすさと量を食べれることから必然と食物繊維の摂取量が増えるから、結果としてキャベツから食物繊維をとるメリットがあるわけです!

どんな料理とも相性が良い

キャベツはオールマイティーな野菜です!

どんな料理にも、とりあえずぶち込んでしまえば無理なく食べれる野菜です(笑)

味噌汁でも野菜炒めでも良いですし、加熱せずサラダとして食べてもOKです。

なので、冷蔵庫に在庫しておけば、毎日様々な料理にアレンジできますし、日持ちする食材でもあるので余分に在庫してもOKです!

キャベツを中心に献立を考えることもできるので、料理の作りやすさの向上と、献立を考える煩わしさを減らすメリットがあることでしょう(^^♪

キャベツのダイエット効果を促す美味しい食べ方

最後にキャベツのダイエット効果を促す美味しい食べ方についてご紹介していきます!

湯通しキャベツでたくさん食べる

湯通しキャベツは超簡単でオススメです!

千切り、またはざく切りしたキャベツをザルにいれておき、ポットの熱々のお湯を全体に振りかけしんなりさせます。

熱湯につけるよりも、熱湯をふりかける方が栄養素の流出を防ぐことが出来るのでオススメです!

生で食べるよりもかさが減って食べやすくなるため、量をたくさん食べることが出来ますよ(^^♪

出来上がったものをドレッシングをかけて美味しく食べちゃってください!

味噌汁やスープで栄養を逃がさず頂く

味噌汁やスープで食べるメリットは、流出した栄養素を漏らすことなく頂くことが出来るからです!

特にファイトケミカルは、固い食物繊維で覆われた細胞壁の中に含まれており、こいつを壊すことなく体内に摂取した場合効率よく吸収することが出来ません・・・

しかし、細胞壁は熱に弱いため、加熱することで破壊することが出来るのです!

しかもスープであれば流出したファイトケミカルを余すことなく摂取することが可能になるので超オススメです(^^♪

キャベツ以外にも、玉ねぎや人参、にんにくといった強烈なファイトケミカルを含んだ野菜を入れたら最強の野菜スープが出来上がりますので、是非とも汁物で頂いて欲しいですね!

まとめ

さて、ここまでキャベツのダイエット効果についてご紹介してきました。

なぜキャベツにはダイエット効果ががあるのか？様々なダイエット効果をもたらす野菜や果物がある中、なぜキャベツが良いのか？

それぞれ分かって頂けたかと思います。

キャベツにはダイエットに効果のある食物繊維とファイトケミカルが含まれており、それらを摂取するにもコストパフォーマンスに優れており、食べやすさと料理のしやすさ等のメリットがあり、総合的にみてキャベツはダイエットに優れた食材だということが分かりました。

ここで気を付けて頂きたいのが、キャベツだけでダイエットがうまくいくわけではないということです。

当たり前ですが、いくらキャベツが万能だといっても、一つの食材だけに依存するのは確実に栄養バランスを崩しますし、様々なファイトケミカルを摂取する機会を失うことにもなります。

偏ることなく、是非バランスよく食べて頂きたいと思います!

以上、ここまでお読み頂きありがとうございました(^^♪