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必見!『コーヒーがダイエットに効果的』とされるのはなぜか?

 

甘いお菓子と相性ばっちりのコーヒー!

ケーキとセットで頼むと、思わずゴクゴク飲んでしまいたくなるコーヒーですが、実は甘いお菓子とコーヒーは肥満予防にも繋がるって知ってました?

 

コーヒーはダイエットを行う方にはとても魅力的な嗜好品であるのです(^^♪

何気なく飲んでいるだけでなく、せっかくならコーヒーの素晴らしきダイエット効果を学び、日々の生活に導入してみましょう!

 

この記事を読むメリット

  1. コーヒーになぜダイエット効果があるのか知ることができる!
  2. コーヒーを飲む最適なタイミングを知ることができる!
  3. これからの生活にすぐ応用可能!

 

それでは話を進めてまいります!

 

コーヒーのダイエット効果をもたらす成分とは?

 

さて、コーヒーのどんな成分にダイエット効果があるのでしょうか?

ダイエット効果を生み出す主な成分をそれぞれ解説していきたいと思います。

 

カフェインの脂肪燃焼効果

 

皆さんがコーヒーに含まれる成分でイメージするものはと言うと『カフェイン』ではないでしょうか?

カフェインは眠気を覚ましてくれる効果があるため、朝の一杯のコーヒーは欠かせませんよね?

 

実は、単に眠気をぶっ飛ばしてくれるだけでなく、カフェインには代謝促進&脂肪燃焼効果があるって知ってましたか?

カフェインには、中枢神経の興奮や覚醒を促す作用があり、アドレナリンやノルアドレナリンなどのホルモンの分泌が活発になり、その影響で代謝が活発化すると考えられています。

 

唐辛子を食べると体が燃えるように熱くなり額に汗がにじんできませんか?

これも唐辛子に含まれるカプサイシンがアドレナリンの分泌を促しているからなのです。

 

1日3杯のコーヒーを楽しむ、日本体力医学会理事の医学博士である鈴木政登先生が行ったある実験結果によると

コーヒーを飲んでおよそ1時間が経過すると、カフェインの作用によって、脂肪が分解されて生まれる脂肪酸『遊離脂肪酸(FTA)』値が上昇。

このときに運動をすれば、エネルギー源として遊離脂肪酸が使われることになり、中性脂肪の分解がより進むと予測したのです。

実験の結果、運動する前にコーヒーを飲むと、白湯に比べて、より多くのエネルギーを消費していたことが分かりました。

また30分後、60分後、90分後もエネルギー消費率は高いまま維持されていたのです。

出典:コーヒーの秘密  編集:主婦の友者  発行所:大日本印刷株式会社

 

このように、コーヒーに含まれるカフェインには、代謝を促進させ、特に脂肪の燃焼を促進させる働きがあるのです!

運動を行えば、より一層効果がアップするみたいですから、コーヒーを飲んでから筋トレやランニングをするのがオススメです(^^♪

 

クロロゲン酸の脂肪と糖質の吸収抑制効果

 

コーヒーの代表的な成分でいうとカフェインが有名かと思いますが、他にも苦みの成分であるクロロゲン酸の存在があります。

クロロゲン酸はポリフェノールの一種であり、植物が身を守るために生み出したファイトケミカルです。

 

『はて?ファイトケミカルとはなんぞや?』っと思われた方も多いのではないかと思います。

 

ファイトケミカルとは、植物が身を守るために作り出した機能性成分のことで、植物の色素、甘みや辛み、さらに渋みといった味覚に作用する成分を含んでいます。

 

つまり、コーヒーのあの独特の渋みはクロロゲン酸由来のファイトケミカルによるものです♪

 

ちなみに具体的なファイトケミカルについては下記の記事にて解説しておりますので、そちらをご参照ください。

 

ファイトケミカルスープに絶大なダイエット効果がある理由!

 

クロロゲン酸のダイエットに直結する作用

  • 脂肪の消化吸収を抑制
  • 血糖値の上昇が穏やかになる
  • 脂肪燃焼効果を向上

 

クロロゲン酸には脂肪の消化吸収を抑制する働きがあることが研究で分かっており、2010年に国際コーヒー科学会議でその効果が発表されております。

 

クロロゲン酸の脂肪の消化吸収抑制効果

参考

食事で脂肪を摂取すると、すい臓から『すいリパーゼ』という消化酵素が分泌されます。

この『すいリパーゼ』は、脂肪を『脂肪酸』と『グリセリン』に分解します。これらが小腸の粘膜の細胞から吸収されると、再び『脂肪』となり、リンパ管を通って皮下脂肪や内臓脂肪として蓄積されることになるのです。・・・・

コーヒーのクロロゲン酸類は、すいリパーゼに働きかけて、脂肪が分解・吸収されるのを抑制。

結果的に、皮下脂肪や内臓脂肪を蓄積させない、メタボ予防効果のあることが示唆されたのです。

出典:コーヒーの秘密  編集:主婦の友者  発行所:大日本印刷株式会社

 

クロロゲン酸の血糖値上昇を抑える効果

参考

脱カフェインコーヒー生豆抽出物を用いて、糖質分解酵素(マルターゼ、スクラーゼ、α-アミラーゼ)に対する阻害活性を調べました。

結果は、脱カフェインコーヒー生豆抽出物の濃度が高いほど、糖質分解酵素の活性が阻害されました。

また、脱カフェインコーヒー生豆抽出物をマウスに傾向投与して、一定時間ごとに血糖値を測定したところ、投与30分後の血糖値の上昇が抑制されました。

これは、糖質分解酵素の活性が阻害されたことにより、血糖値の上昇が抑えられたと考えられます。

出典:コーヒーの秘密  編集:主婦の友者  発行所:大日本印刷株式会社

 

クロロゲン酸が脂肪を燃やすメカニズム

参考

まず、食べ物に含まれる『脂肪』は、小腸で分解されて血管に入り、体の各組織に運ばれます。

脂質は、肝臓や筋肉の細胞内にある燃焼器官『ミトコンドリア』にある酵素の働きで燃焼し、エネルギーに変換します。

コーヒーのクロロゲン酸も、消化管で吸収されて、血管を通って肝臓や筋肉に運ばれます。

そしてコーヒークロロゲン酸は、ミトコンドリアに働きかけて、脂肪の取り込みを促します。

それによって脂質はミトコンドリア内に取り込まれ、燃焼し、エネルギーとして消費されるため、体脂肪が低減するのです。

コーヒークロロゲン酸は、食べ物として外から入ってくる脂肪と、体にたまっている脂肪の、両方の脂質を分解して燃焼しやすくします。

脂肪がエネルギーとして使われやすい体になるともいえるでしょう。

出典:コーヒーの秘密  編集:主婦の友者  発行所:大日本印刷株式会社

 

いかがでしょう?

参考文献の記事を引用しましたが、クロロゲン酸のダイエット効果について分かって頂けたかと思います。

 

私は健康マニアでありながら、けっこうな脂肪&糖質たっぷりの洋菓子が好きで今でも食べています。

ストレス感じるくらいなら食ってしまえって感じですね(笑)

それと同じく私はコーヒーも大好きで、一日に3杯程度コーヒーを飲んでいますが、今まで健康診断で血糖値が高かったことは一度もありませんし、中性脂肪の数値に関しても常に平常です。

 

恐らく、コーヒーのカフェインとクロロゲン酸の脂肪燃焼&抑制、そして血糖値の上昇を抑える効果で相殺されているのではないかと思っております。

 

コーヒーを飲む最適なタイミングを教えて?

 

ここまでお読みになって頂けた方は分かるかと思いますが、コーヒーには血糖値の上昇を抑える作用があるとお伝えしてきました。

血糖値の上昇を抑えることが期待されることから、食前にコーヒーを飲むことをオススメします。

 

『そもそも血糖値の上昇とダイエットって関係あるの?』って思われた方もいるかもしれませんね。

ご存知ない方にお伝えしておきますが、血糖値の急激な上昇は太りやすくなる原因の一つと言われております。

 

エビテンスはありませんが、あくまでも私の見解としては、血糖値の急激な上昇、また糖質が太る最大の原因だと思っております。

お家でバクバクとポテトチップスとコーラをがぶ飲みしている方は要注意ってことです。

 

糖質の多い食事をする際にはコーヒーを食前に飲んでおくことで、血糖値の上昇を抑えることができるので、是非とも実践して頂きたいと思います。

特に甘くて美味しいケーキを食べる際には必ずコーヒーを用意しておいてくださいね(^^♪

 

まとめ

 

さて、ここまでコーヒーのダイエット効果についてご紹介してきました。

なぜコーヒーにダイエット効果があるのか分かって頂けたのではないかと思います。

 

ここで最後におさらいします。

 

コーヒーのダイエット効果をもたらす成分

 

カフェイン

  1. 脂肪燃焼効果

クロロゲン酸

  1. 脂肪の消化吸収を抑制
  2. 血糖値の上昇が穏やかになる
  3. 脂肪燃焼効果を向上

以上の成分によりコーヒーのダイエット効果が生まれる。

 

コーヒーダイエットの効果を有効活用する方法は?

  1. 運動前にコーヒーを摂取することでより代謝を向上させる。
  2. 食事前にコーヒーを飲んでおくことで血糖値の上昇を抑える。

この2点を有効活用してコーヒーを飲んで頂けたら良いかと思います。

 

以上『コーヒーになぜダイエット効果があるのか』をご紹介致しました。

 

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