ポイント
健康効果が非常に高いと言われる納豆!
実は、健康効果だけでなくダイエット効果を促す成分もぎっしり詰まってるって知ってましたか?
とても魅力たっぷりなダイエット食材であるのに関わらず、その素晴らしさはあまり認知されていません。
そこで、今回は納豆のダイエット効果についてご紹介していきたいと思います(^^♪
以下の内容で話を進めていきますので、最後までお付き合いください。
納豆のダイエット効果とは?
納豆のダイエット効果を促す成分は以下の3つです!
ダイエット効果を促す成分
- 食物繊維
- ビタミンB2
- ナットウキナーゼ
では、以上の項目を一つ一つ丁寧に解説していきますね!
食物繊維のダイエット効果
納豆には100g(2パック)中、6.7gの食物繊維が含まれており、これは野菜類の食物繊維と比較しても非常に多く含まれています。
そして、食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維が存在し、納豆にはどちらもバランスよく含まれております。
この水溶性食物繊維と不溶性食物繊維は以下のダイエット効果を生み出してくれます。
食物繊維には以上の働きがあります。
納豆には食物繊維がとても豊富に含まれているのでダイエット効果がとても期待できる食材なのです!
ビタミンB2のダイエット効果
実はビタミンB2にも食物繊維と同じく血糖値の上昇を抑える作用があり、ダイエット効果が期待できるのです!
また、ビタミンB2には糖尿病予防や改善に効果が期待できるとして、納豆博士と呼ばれている『須見洋行』先生(医学博士)が納豆を食べることを推奨しているほどなのです。
ちなみに血液サラサラ効果が期待できると言われている『ナットウキナーゼ』を発見したのも『須見洋行』先生なのです!
そんな先生が言うのだから間違いないでしょう(^^♪
さて、納豆にはどれくらいビタミンB2が含まれているのでしょうか?
野菜の中で最も栄養価の高いブロッコリーと比べてみたいと思います。
ビタミンB2の含有量
納豆 : 0.56mg
ブロッコリー : 0.20mg
ご覧の通り、野菜類の中で最も栄養価の高いブロッコリーよりも、納豆に含まれるビタミンB2量が多いことが分かります。
このことから、納豆は食物繊維&ビタミンB2の血糖値の上昇を抑える効果があることによりダイエットに最適な食材であることが分かって頂けるかと思います。
ナットウキナーゼのダイエット効果
ポイント
ナットウキナーゼの血栓を溶かす作用で血液サラサラ
納豆に含まれるナットウキナーゼには、先ほどもお伝えしたように血液をサラサラにする効果があるとお伝えしましたが、血液循環がよくなることで代謝が良くなり太りにくい体質に変わっていきます。
代謝の良さはダイエットには欠かせない重要な要素です。
さて、このナットウキナーゼは脳梗塞や心筋梗塞の原因となる血栓を溶かす作用があり、その効果の持続力も長く、4~12時間ほど作用するようです。
また、健康な人の体内では、血栓を溶かすプラスミンと呼ばれる酵素がつくられますが、ナットウキナーゼには酵素のもとになる物質の生成と放出を促す採用があるようですのですので、ナットウキナーゼ単体での血栓を溶かす作用と、もともと人間に備わっている血栓を溶かす酵素の生成を促す効果があるようです。
ナットウキナーゼには血栓を溶かすほどの作用があるため、血液がサラサラになり代謝が改善されダイエット効果が促されるのです。
納豆のダイエット効果を損なわない食べ方!
納豆は食前に食べるとダイエット効果が期待できる!
最初にお伝えしましたが、納豆には食物繊維が含まれていることをお伝えしました。
食物繊維は血糖値の上昇を抑え、さらに満腹感を与えることもお伝えしたように、これらの効果を存分に発揮するためには、メイン料理に手をつける前に納豆を先に食べておくことが重要になります。
美味しいからと言って先にごはん一緒に食べてしまうと、体内で食物繊維の段取りができていない状態で糖質を摂取してしまい、せっかくのダイエット効果を減退させてしまいます。
血糖値の上昇を抑えることと、満腹感を与えておくためには、食前に納豆を食べておくのが理想的です!
玉ねぎとの合わせ食いで血液サラサラ効果アップ!
納豆は玉ねぎと一緒に食べると効果的です!
なぜなら玉ねぎにも血液サラサラ効果のあるアリシン、ケセルチンとよばれる成分が含まれており、相乗効果で血液循環がよくなり代謝が向上します。
また、玉ねぎに含まれるアリシンは、繊維にダメージを与えることでうまれてくる成分ですので、みじん切りにしたり、おろしたりすることで成分をより多く抽出することができます。
そのため、みじん切りにした玉ねぎを納豆に混ぜて食べることで、美味しく効果的な食べ方が出来るのでおすすめです!
ナットウキナーゼは熱に弱いため加熱調理は控える
血栓と溶かし血液サラサラ効果をもたらすナットウキナーゼは熱に弱いため、ダイエット&健康を優先して考えるなら納豆の加熱調理はあまりおすすめできません。
また、出来立ての熱々ごはんの上にかけたりするとナットウキナーゼの働きが弱ってしまいます。
美味しいからといって最初から熱々のごはんにかける食べ方は推奨しませんし、美味しさよりもダイエットを重視するのであれば、先ほどもお伝えしたように食前に納豆を食べておくことがよいでしょう!
夜に納豆を食べることで就寝時の血栓予防&血液サラサラ効果
納豆博士も推奨していますが、1日3食の中で納豆を食べる一番ベストなタイミングはやはり夕食のようです!
健康面で考えるなら、血栓による心筋梗塞、脳梗塞などの症状は朝方にかけて多くなる傾向にありますので、血栓をできにくくするためには夕食に食べておくのがベストのようです。
またダイエット面においても、血液サラサラ効果が期待できるので、就寝中も代謝が促されダイエット効果が期待できると言えるでしょう!
納豆のダイエット効果 まとめ
本記事を最後までお付き合い頂きありがとうございます。
納豆ダイエット効果、そしてその凄さについて分かって頂けましたでしょうか?
納豆のダイエット効果をおさらいします。
世間的には納豆の健康機能については十分に認知されているのでしょうが、ダイエット面に関してはよく分かっていない方が多いのではないかと思います。
本当に素晴らしいダイエット食材ですので、一日も早く実践して頂きたいものです。
参考文献
なお、本記事を作成するにあたって参照した文献は以下の通り
出典:『納豆』のすすめ 体と家計を助ける粗食の王様 著者:須見洋行・直江勝司 発行所:PHP研究所